漫画を読んでいて現実と照らし合わせて読んでしまいませんか?
漫画と割り切っていてもその戦いの一つ一つがなんで?どうして?と考えてしまいませんか?
そんなことを考えていたら面白くなくなってしまう……
そんな方におすすめの漫画紹介します。
たやすくの漫画の好みについて語る
私は漫画に関してジャンルを問わず色々と読みますが、
ちょっとひねくれてまして以下のような好みがあります。
現実的であること
漫画の世界観に対して現実的なのかを考えてしまいます。
今自分の生きている現実に世界観を合わせているのであれば今の世界を基準に、
ファンタジーや空想の世界観であればその世界観を基準に…。
それぞれの基準を自分の中で考えてそれに見合った漫画の設定・ストーリーになっているかを
勝手ながら面白さの判断としてしまっています。
漫画なので多少誇張は仕方がないとしても、
明らかに現実世界観なのに銃弾避けたり、石柱素手で破壊するとか無理でしょ……とか。
そんな内容をマジメにストーリーに入れられると萎えてしまい、
(そんなことはないと思いますが)漫画を成立させるために
無理やり現実化しているように見えてしまう……
要はちゃんとその世界観を踏まえた話の内容になっていることです。
基準は自分の中ですが……
論理的であること
ちゃんと設定に対してメリット・デメリットが明確になっていること。
~だから倒せた、~に対しては耐性あるけど~に対しては弱い。
みたいな論理が成り立っている、説明があること。
胸貫かれたのになんかすぐ復活した とか なぜかワンパンで倒せた とかが
説明がないと萎えてしまう……
文字が多い漫画は苦手ですが、説明のために必要であれば大歓迎です。
そんな理由・論理が明確になっている漫画が好きです。
例外
ギャグ漫画はなんでもありだと思っています。
ギャグなので論理だの現実的だのは関係ないと思っていますので、
そこは楽しく読んでいます。
現実的・論理的おすすめの漫画
ダイヤのA/ダイアのA ActⅡ
ジャンル:スポーツ
統合により廃校が決まった母校・赤城中学(長野県)の名を残すため野球好きの少年・沢村栄純は同級生たちと共に中学制覇を目指す。だが、沢村の暴投により一回戦敗退が決まる。その試合をたまたま見に来ていた高校野球の西東京地区名門・青道高校のスカウト高島礼は沢村の持つ天性の素質を見抜き、彼をスポーツ推薦枠で招き入れたいと申し出る。青道高校を見学に訪れた沢村は天才捕手御幸一也と出会い、地元の仲間たちからも強く後押しされ上京を決意する。青道に入学した沢村は同じ一年生の降谷暁が投じた球のスピードを目にして度肝を抜かれる。
Wikipedia「ダイヤのA」
弱小中学にいた主人公・沢村栄純が野球強豪校に入り、エースへと成長していく物語です。
王道の野球漫画ですね。
この漫画の面白いところは何といっても「リアル」なところ。
よくわからん魔球なども存在せず、本当に漫画の中でガチ野球をしている。
そんな対戦の描写が現実的でどの試合もどうなるか予想できない……
主人公 沢村栄純の成長過程も楽しく見ることができました。
今までの野球漫画が弱小チームが強豪チームを倒していく……みたいな流れが
ほとんどだったことに対して、
強豪チームに入って成長していく設定が新しく、よりリアルな描写になっているのかと思います。
進撃の巨人
ジャンル:アクション・アドベンチャー
ウォール・マリア南端より突出したシガンシナ区で生活する少年エレン・イェーガーは、医者の父グリシャと母カルラ、そしてイェーガー家に引き取られた幼馴染ミカサ・アッカーマンと一緒に暮らしていた。壁の外の世界に憧れるエレンは、壁外調査へ出られる調査兵団への入団を希望していた。壁外調査は多数の死亡者を出すことから、カルラやミカサには入団を反対されるが、それでもエレンは幼馴染のアルミン・アルレルトと壁外への夢を語り合うのだった。
Wikipedia 「進撃の巨人」
壁に囲まれた町に巨人が攻めてくるので、駆逐してやる……のお話です。
完全にファンタジーの世界ですが、巨人に対抗する手段が現実的。
ただただ巨人を倒していくお話ではないところが面白い。
話が進んでいくうちに様々な謎や理由が解明されていき、
この先どうなるのかが気になって仕方なくなります。
全く先が読めなかった内容でしたのでとても面白く感じました。
銀の匙 Silver Spoon(ぎんのさじ シルバースプーン)
ジャンル:職業・ビジネス
札幌の私立中学に通っていた八軒 勇吾は受験に失敗。学力競争と高圧的な父の数正から逃れるため中学の恩師白石の薦めで寮制の大蝦夷農業高等学校(通称、エゾノー)に進学する。寮の相部屋はクールなオタクの西川 一と食いしん坊の別府 太郎。実習中に子牛を追いかけ広い校内で迷子になった勇吾は馬で探しに来たクラスメイトの御影 アキに一目惚れしてしまう。
Wikipedia 「銀の匙 Silver Spoon」
挫折した主人公が農業大学に入って、やりたいことを見出していく話。
周りに助けられて、頼られて主人公が成長していく様は
羨ましくもあり、本当に自分のやりたいことを改めて考えないとなと思いました。
あとは農業って大変だなと。
ゴールデンカムイ
ジャンル:アクション・アドベンチャー
5年前(1902年)、アイヌが密かに貯めた20貫の金塊を、ある男がアイヌたちを皆殺しにして強奪した。その男は金塊の隠し場所を誰にも伝えずに捕まり、網走監獄に収監された。足の腱を切られ脱獄不能となった男は、獄中から外の仲間に金塊の在処を伝えるべく24人の囚人の体に金塊の場所を記した刺青を彫る。それは全員で一つの暗号になっており、金塊を狙った屯田兵による移送の最中に囚人全員が脱獄したのであった。
Wikipedia 「ゴールデンカムイ」
北海道×アイヌ民族を舞台に繰り広げられる金を探すストーリー。
アクションあり、笑いあり、変態ありと色んな要素が入ったある意味スゴイ漫画です。
展開が早く、次の話がすぐに読みたくなります。
強い人いっぱいでてきますが、現実のモデルとなった人もいて
あまり空想的な要素もなく面白いです。
この漫画を読まなければ一生「アイヌ民族」のことを詳しく知ることはなかったでしょうね。
アイアムアヒーロー
ジャンル:サスペンス・ミステリー
ある日、全国的に「噛み付き事件」が多発する。町に増えてゆく警官の数、さらには厚労相が入院してその入院先で銃撃戦が起こるといった報道が立て続けになされる。英雄も深夜、タクシーに轢かれ両腕と右足が潰れて首が真後ろに折れながらも、タクシーの運転手に噛み付き奇声を発して立ち去る女性を目撃していた。
Wikipedia 「アイアムアヒーロー」
ゾンビが発生して生き残る話。
この漫画を読んで現実にゾンビが出現したらこんな感じになるだろうなと思いました。
中々混乱具合の描写がリアルです。
主人公がどうやって生き残っていくのか見モノです。
作者の次の作品「アンダーニンジャ」もおすすめ。現代のニンジャとは……です。
HUNTER×HUNTER
ジャンル:アクション・アドベンチャー
くじら島に住む少年ゴン=フリークスは、幼少期に森でキツネグマに襲われている所をハンターの青年カイトに助けられた。ゴンはこの時、死んだと思われていた父親ジンが生きており、優秀なハンターとして活躍していることを知る。それをきっかけにハンターという職業に憧れを抱いたゴンは、ハンター試験の受験を希望。ジンを快く思っていない里親ミトの出した条件をクリアし、ハンター試験会場へと向かうべく故郷を旅立った。
Wikipedia 「HUNTER×HUNTER」
主人公・ゴンがハンターとして生きていく物語。
最初は「ハンターになる」、「父親に会う」が目的であったのですが、あっさり達成。
真の面白さはやっぱり「念」能力での対決ですね。
現実にはありませんが、
ちゃんとメリット・デメリットなど考えられた設定。
能力バトルはとても面白いです。
漫画はさらっと読みたい派ですが、
念能力対決の説明を時間かけても読んで理解したくなります。
アフロ田中シリーズ
ジャンル:ギャグ・コメディー
アフロヘアーの田中をとりまく青年、成人向け青春ギャグ漫画。田中の状況に応じて、タイトルが『高校アフロ田中』→『中退アフロ田中』→『上京アフロ田中』→『さすらいアフロ田中』→『しあわせアフロ田中』→『結婚アフロ田中』→『マイホームアフロ田中』と変更されている。シリーズの全体を通してストーリーもこれといってなく、男からみた「女の人」についての話や恋話、他には喧嘩の話、世間話などが描かれる。特にこの「女の人」の話は女性にモテたい、Hしたいができないというメイン5人のリビドーや悲痛、苦悩が描かれる。
Wikipedia 「アフロ田中シリーズ」
田中がただただ日常を過ごしていく話です。
なんですが、やたらと男心に響く
男の気持ちや行動を現実に表現してくれる人物……それが田中です。
本当に田中の人生・成長のため、
結婚して子供が生まれて立場が変わったときなど
感情移入でき、やっぱり男心に響く
そんな田中は男の代弁者です。
現実離れした話もたまにはあるけど、まあギャグ漫画なんで。
BLUE GIANT
ジャンル:ヒューマンドラマ
宮城県仙台市に住む高校生・宮本大は真っ直ぐな性格の持ち主だが、将来何をしたいのか分からず学生生活を送っていた。ある日聴いたジャズの曲に興味を惹かれ、初めて訪れたライブハウスでジャズの演奏を目の当たりにしたことで、サックスプレーヤーを目指すことを決意。サックス購入のためにアルバイトを始める
Wikipedia 「BLUE GIANT」
主人公・宮本大がサックスプレーヤーとして成長していく話です。
自分は音楽少しかじった程度でジャズのことは全然知りませんが、
この漫画の世界観にものすごい吸い込まれます。
成功だけでなく、もちろん失敗も多い。様々な場面で感情移入、涙を誘われました。
BLUE GIANTは日本での話ですが、
続きとなる海外の話「BLUE GIANT EXPLORER」、「BLUE GIANT SUPREME」も
絶対読みたくなる!!
映画もおすすめ。
映画ではちょっと漫画と違う終わり方も感動します。
新世紀エヴァンゲリオン
ジャンル:SF・ファンタジー
西暦2015年、14歳の少年・碇シンジは10年以上前に彼を捨てた父・碇ゲンドウに突然呼び出され、謎の生命体・使徒に襲撃される第3新東京市で、それを殲滅するエヴァンゲリオン(EVA)の初号機に乗り戦うよう命じられる。シンジは父を憎みながらも反発心から乗る決意をし、恐怖に耐えながら使徒に挑む。
Wikipedia 「新世紀エヴァンゲリオン」
もう巨大ロボットなんて現実から離れすぎてますね……
でも現実であったと仮定してですが、
設定が現実的で私は面白いと感じています。
電気供給がないと動かない、武器がナイフやライフルなど
制約が色々とあり、戦闘も殴る蹴るもよくあります。
そんな(まだ)現実的で話の先が読めないところが中学から好きな漫画(アニメ)となりました。
まとめ
ここで紹介した漫画はほんの一部で他にもたくさん面白い漫画はあります。
私の基準や感覚も入っていますが、
面白いのは間違いないので是非読んでみてください。
オワリ
コメント